4/11 「百円の恋」を見た
・百円の恋
★★★★*
邦画ラブストーリーで頂点レベルかもしれない。ソラニンと双璧を成す。
なんと言っても安藤サクラの役作りが神がかってる!本当に「斉藤一子」だったよ彼女。しかもこれで撮影期間2週間らしいからね。ヤバいでしょ。
一子というキャラクターにめちゃくちゃ惹き込まれた。クズニートかと思いきや根は真面目だし可愛いとこあるし、悲劇のヒロインになってみたり…
一子の人生を通して、人の人生はやっぱり上手くいくものでは無いってことがわかりました。ちょっとした映画みたいな出来事は誰にでもあることで、これも斉藤一子の人生の中のたった一コマなわけであって、主題歌の歌詞にもある通り
「もうすぐこの映画も終わる こんな私のことは忘れてね これから始まる毎日は 映画になんかならなくても 普通の毎日で良いから」
って感じで、一子はこれからただ弁当屋手伝いとして生きていくんだろうなって。ただ一子は明確に作中で成長したよね。
あ!主題歌といえばこの映画の主題歌はクリープハイプの『百八円の恋』なんです。神曲なので聴いてね。てかクリープハイプ全部聴け。
脱線しましたが、総評としては「ちょっと面白い女の子の人生のちょっとすごい出来事を覗き見できる面白い映画」でした。
百円程度の斉藤一子のことなんて、すぐに忘れて私は私の上手くいかない人生を歩んでいきたいと思います。